ワガママライフ

一度の人生をワガママに。No Journey No Life

アルゼンチン

旅は人生の縮図なのかもしれない

2016/12/06

 

旅にトラブルは付き物だと言う話はよく聞いていたし、自分でも確かにそうだな!と感じる出来事は何度も経験してきた。

今日は、人生と旅は似たもんだ!と感じたお話。

 

僕は、チリにあるパイネ国立公園をトレッキングするためにプエルト・マドリンからリオ・ガレゴスまで行き、リオ・ガレゴスからプエルト・ナタレスまで長距離バスで移動しようとしていた。

 

 

 

僕が思い描いていたルートと時間配分はこんな感じだった。

 

プエルト・マドリン 19:00発 → リオ・ガレゴス 13:00着 (18時間) 1,274ペソ( 9,045円)

リオ・ガレゴス 16:30発 → プエルト・ナタレス 21:30着 (5時間) 450ペソ (3,195円)

 

南米のバスは時間通りに来ない。とは聞いていたけど、乗り換えの時間を3時間30分も多くみていれば問題ないだろうと思っていた。

18:30頃にプエルト・マドリンのバスターミナルで19:00発のバスを待つ事に。
しかし、一向にバスが来ない。19:30を過ぎ、20:00...21:00....と待つこと4時間15分。23:15にバスが到着する。

すでに、4時間15分もバスが遅れている。3時間30分も乗り換えの時間を取っていたのに、これじゃ乗り換えに間に合わない。でも、ひょっとすると遅延を取り戻す為にバスの運転手が頑張るかもしれない!そう願い、わずかな希望を残してバスの中で眠りにつく。

 

色んな事を考えてもしょうがない。最低でもバスは18時間もかかるのだから。

 

長距離バスの移動は疲れがたまる。座席も深く倒すことが出来ないから快眠にはほど遠い。腰や首が痛くなるのは当たり前。南米の長距離バス移動は忍耐力が必要なのだ。

耐え忍ぶこと19時間。18:30にようやくレオ・ガレゴスに到着した。このバスも1時間の遅れだった。遅延を取り戻すどころか更に遅延しているではないか。

 

とりあえず、他にもプエルト・ナタレス行きのバスがあるかもしれない!という希望を抱えバスターミナルにあるバス会社にプエルト・ナタレス行きがないのか尋ねてみる。

しかし、どこもプエルト・ナタレス行きのバスを持っていない。更に言うと、当初利用する予定だったプエルト・ナタレス行きのバス会社もこの日はプエルト・ナタレス行きのバスは出てないというではないか。

リオ・ガレゴスに着いたのは、月曜日。だが、プエルト・ナタレス行きのバスは毎週火曜日と木曜日にしか出ていない。との事だった。

結局のところ、バスが遅延せずに定刻通りに運行していたとしても月曜日だからバスが無かったのだ。

 

そんなこと事前に確認しとけよ!と思われるかもしれない。僕自身、プエルト・マドリンのインフォメーションで詳細を確認したが16:30発のバスがある。という事だけしか分からなかったのだ。

スペイン語を話せるなら電話で確認したり、インターネットで調べる事も出来たかもしれないが、英語がなかなか通じない南米では、手に入る情報も限られてくる。

 

どうにか移動できないものか?と思い、バス会社の窓口で相談してみる。すると、他の行き方を提案してくれた。

提案されたルートはこういうものだった。

 

 

 

提案されたやり方を色々と考えてみると僕が選択出来るルートは3つ

 

①バスとヒッチハイクで国境越えをしプエルト・ナタレスへ行く方法 (夜中バージョン)

リオ・ガレゴス 20:00発 → Rio Turbio 24:00着 (4時間) 440ペソ (3,200円)
Rio Turbioに24:00に着いて、20km離れた国境までヒッチハイクをし国境越えした後に、ヒッチハイクをして20km離れたプエルト・ナタレスを目指すやり方。

 

②バスとヒッチハイクで国境越えをしプエルト・ナタレスへ行く方法 (日中バージョン)

リオ・ガレゴス 10:00発 → Rio Turbio 14:00着 (4時間) 440ペソ (3,200円)
Rio Turbioに14:00に着いて、20km離れた国境までヒッチハイクをし国境越えした後に、ヒッチハイクをして20km離れたプエルト・ナタレスを目指すやり方。

 

③もともと予定していた通りダイレクトバスに乗ってプエルト・ナタレスへ行く方法

リオ・ガレゴス 16:30発 → プエルト・ナタレス 21:30着 (5時間) 450ペソ (3,273円)
ダイレクトバスに乗ってそのまま国境を越え、到着する時間帯は少し遅いが1番確実にプエルト・ナタレスへ行くやり方。

 

①だとそのままの流れで行く事は出来るが、夜中にヒッチハイクを2度も行ってプエルト・ナタレスを目指すのはリスクが高い。そもそも夜中にヒッチハイク出来る確率はかなり低い。

①は現実的に考えると厳しい。そうなると②か③の2択になる。②を選択するなら、このままバスターミナルで露宿をし、朝にバスに乗ってプエルト・ナタレスを目指す事が出来るけどヒッチハイクを2度しなければいけない。

特に大きな町でもない場所で、国境周辺で2度のヒッチハイクは如何なものか....

 

ココは無難に③で行くのが1番良さそうだな。

そうなると、この古びれたバスターミナルで1夜を明かさなければいけない。まずは寝床を確保しなければ。

荷物が盗られないように全ての荷物をベンチにくくりつけて、寝袋を広げて、バックを枕代わりに使うと...... 即席寝床の出来上がり。

img_6303

 

 

 

これで身ぐるみ剥がされる事はないだろう。他にも60代のホームレス2人組と20歳前後のお兄ちゃんの3人と夜を明かすことになった。

襲われたら流れに身を任せるしかない。

プラスチックで出来たベンチはゴツゴツしていて快眠なんて到底出来る気がしない。前日の長距離バスの方が100倍寝心地がいい。

いつの間にかウトウトし眠りについていた。気がつけば辺りが明るくなり、バスターミナルにもチラホラと利用客が訪れてきた。辺りが賑やかになってきたので、寝袋から出て身体のストレッチをやってみる。

身体がバキバキだ。長距離バスにバスターミナルでの露宿。温泉が恋しい。

 

だが更に、10時間近くバスを待たなければいけない。忍耐力、忍耐力。ベンチに座りながらゆっくりとバスを待っていると1人の男が話しかけて来た。

男はスペイン語で何かを語りかけて来た。でも僕はスペイン語なんて全く分からない。スペイン語は分からないんだ!と英語で言うと訛りの強い英語で今度は話して来た。

 

謎の男『ちょっとお願いがあるんだが、いいかな?』

僕『どうしたの?』

謎の男『見てくれ!俺は靴下を持っていないから、もしよければ靴下をくれないか?』

僕『悪いけど、俺も靴下あんまり持ってないからあげれないよ。』

謎の男『なんで?! 靴下持ってるでしょ! 君は神を信じないのか?』

 

いきなり男の口調が荒くなる。さっきまでの低姿勢でのお願いとは全然違うじゃないか。

とは言え、なんで靴下をあげなきゃいけないんだ!と思い『悪いけど、あげれない』を何度か言うと、『分かったよ....』と納得がいかない表情のまま諦めてその場を去っていく。

 

なぜ、僕が靴下をあげなきゃいけないんだ。神を信じる事と何が関係あるんだ。僕が想像するに彼が言いたかった事は、困ってる人がいるんだから助け合う事が大事なんじゃないか? キリスト教先進国のアルゼンチンだから、そういう考えのもと彼は言ったのかもしれない。

でも、この場所までバスで来るお金もあるわけだし、僕と話した数時間後にカフェでコーヒー飲むお金があるなら靴下の1つでも買えばいいじゃないのか!と思ってしまう。

 

宗教を否定するつもり毛頭ない。信じる人は信じればいいし、信じない人は信じなければいいだけの事だと思う。でも、宗教は他人に強要するものではない。

長距離バスでの移動と、バスターミナルでの露宿で心身ともに疲れているのに、更に疲れがどっと押し寄せて来た。

 

いい流れで事が進む時は、なんの問題もなく事が進む。しかし、悪い流れにハマってしまうと一気に問題が山積みのように押し寄せてくる。

旅は、思うように行かない。自分がこうしたい!と思っていても思い通りに事が進まない事なんて日常茶飯事だ。

旅は人生の縮図なのかもしれない。

いい事もあれば悪い事も短いスパンで何度も起きるのが旅だ。
旅をすれば、たくさんの人と出会い・別れも繰り返していく。

 

旅を通して人生に厚みが出るのは間違いない。
短い旅でもいい。長い旅でもいい。

 

旅をしよう。
あなたにとって、素晴らしい経験をもたらしてくれる事を信じて。

 

 

 

おしまい。

 

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